相続財産評価の本

Ⅰ、<小規模宅地等の特例>を極める大切さ!

相続が発生して、相続申告が必要な方、又は、近い将来相続が起こりそうなので、

大まかな財産負債の総額を知りたい方の為にこの本は書かれました。

但し、この本はサラリーマンの方を想定して書かれております。

何故なら、商売をなさっている方は大抵、会計事務所とのご縁がおありでしょうから、相続

の相談は税理士にされる筈です。

サラリーマンの方はそういった接点が無いケースがほとんどかと思いますので、その方々

を対象と致しました。

サラリーマンの方の財産内容は、土地、家賃、有価証券、現預金、生命保険金、退職手当

金、貴金属等の財産、借入金、租税公課等の負債、葬式費用といった内容で大体把握する

ことが出来ます。

土地、家賃の説明については自宅と家賃に限定しています。

これらについて、相続税法に従い、財産負債を評価出来るように、易しく説明致しました。

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著者

著者経歴 : 早大二文英文学専修

資格   : 税理士・宅地建物取引主任者

 

 

 

自己紹介

 はじめまして! 思えば、税理士という職業をもう30年以上も続けています。 最初から税理士を目指したわけではなく、20代の頃は、横河電機(株)という電機会社で平凡なサラリーマンをしていて工作部、経理部、営業部と、社内を渡り歩いていました。

 ただ、経理部にいる時、若手社員の間で、税理士試験に挑戦するグループがあり、私も仲間に加わって、簿記論、財務諸表論、相続税法に合格していました。 経理部の仕事の内、全社員対象の社内預金や資産運用の方法みたいな仕事に携わった関係で、相続税法も勉強していたのです。

  その後、営業部に転勤になり、勉強を一時、中断していましたが、 営業部に所属している時、会計事務所を経営している義理の叔父から 「事務所を引き継いでくれないか」という話があり、まだ、3科目しか合格していないので悩みましたが、思い切って、退職しました。

 会計事務所へ転職した年、法人税法合格、翌年、所得税法を合格し、めでたく税理士開業。 そして、横河電機入社以来、ずっと私を可愛がってくれていた先輩が、その時、 人事部長に昇進していて、 「おお、池谷、税理士になったか」 ということで、役員会に諮ってくれて、横河電機(株)役員会の税務顧問に 就任できました。

 全役員の確定申告、資産運用の相談、相続、贈与、譲渡等を担当。 続いて、横河エンジニアリング・サービス(株)税務顧問。横河メディカルシステム(株)役員会税務顧問に就任、そして、横河電機と不動産会社が共同出資 した資産運用会社の税務顧問に就任。この会社では、相続、贈与、譲渡、資産運用といった資産税関係の多くのご依頼をこなしました。

 又、顧問先からの資産税関連の仕事、 色々な銀行からの多くの相続等のご紹介等々、今までに手掛けた相続等の申告、相談は 数知れずです。

 これだけの仕事を私一人でこなせる事は出来ませんので、職員を研修して手伝って貰わねばなりません。 今回、この本で紹介させていただいている各記事は、職員研修の為に私が独自 に作成した教材がベースになっています。

著者のページ→

著者

池谷護
資格 :税理士 宅地建物取引主任者

経歴 :早大Ⅱ文英文科卒

・横河エンジニアリングサービス㈱税務顧問

 ・横河電機㈱役員会税務顧問

 ・横河メディカルシステム㈱役員会税務顧問

 を歴任。

 

税理士試験合格科目:

   簿記論

   財務諸表論 法人税法

   所得税法 相続税法

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